
開発コンセプト
東日本大震災の時は3月でしたので、各メーカーは灯油缶の生産を既に終了し、製造ラインは春夏に向けて水タンクの生産にシフトしていました。
しかし、被災により停電が起き、暖を取る為に石油ストーブ=灯油缶が必要とされる中、製造ラインの切り替えや色替え等も大変な作業となる為、各メーカーは断わざるを得ない状況でした。
それならば、いざという時に、その状況に応じてお客様が用途を選べるタンクがあれば便利だろうと思い開発に至りました。

いざという時は、弊社パーツが無くても灯油缶と同じ規格で製造しているので他社品でも代用が効きます。

お湯を入れる場合は、必ず弊社のお湯タンク用キャップ1セット(2個)が必要です。→ネットショップで見る

防災缶
これひとつで、灯油、軽油、水、お湯のいずれかを選んで使用できるポリタンクです。
◯JANコード:4975333140005
◯商品サイズ:W350×H340×D245㎜
◯容量:20L
◯食品衛生法適合品
◯消防法適合品
【注意書】
使用種類に必ず✓印を入れて下さい
危険!軽油・灯油・水・湯は絶対混ぜないで!
危険!軽油・灯油・水・湯は絶対混ぜないで!
警告:本製品は日本国内専用の運搬容器です。保存容器ではありませんのでご注意下さい。
- 本容器は軽油・灯油・水・お湯のいずれかを入れる事ができますが、必ずどれか一種類のみでご使用下さい。
- 付属キャップにつきましては、軽油・灯油・水のどれか一種類のみにご使用下さい。
- 本容器に入れる種類が決まったら、中に何が入っているか誰が見ても判るように、ラベルの内容物のチェックボックスに油性のマジックで✓印を入れてご使用下さい。 記載漏れによって生じたトラブルや事故に関して、弊社は一切補償いたしかねますのでご了承下さい。チェック印が薄くなったり剥がれ落ちた場合は、ただちに書き直して下さい。
- 軽油を給油する場合は、弊社の「軽油容器用ノズルセット」を別途ご購入の上ご使用下さい。
- 灯油を給油する場合は、弊社の「ノズルセット白」を別途ご購入の上ご使用下さい。
- 水を注ぐ蛇口コックが必要な場合は、弊社の「タンクコックG型」を別途ご購入下さい。
使用上の注意
- 本容器は規定容量(20リットル)以下で使用して下さい。(満水で使用しないで下さい。)
- 内容物が漏れないようキャップは緩みなくしっかり締め付けて下さい。
容器は常に注ぎ口を上向きにして水平にして下さい。 - 容器に内容物が入った状態で積み重ねないで下さい。
- キャップ・パッキンは紛失しないように注意して下さい。
- キャップ・パッキンはこまめに点検し、劣化や破損が見られる場合は交換して下さい。
- 容器をタワシや磨き粉で磨くと傷がつくことがあります。
- 強い衝撃を与えると破損する恐れがあるのでご注意下さい。
- 流動した時は静電気が発生しやすくなるのでご注意下さい。
- 車載して運搬する時は、必ずビニール袋に入れ、トレイなどの上に乗せて下さい。
- 内容物を入れて運搬する時はキャップをしっかり締め、容器が転倒や衝突しないよう確実に固定して下さい。
- 本容器を火気の近くや直射日光の当たる場所、転倒しやすい場所、密閉された車内や部屋等に置かないで下さい。
- 本容器を使用しないときは本体を立てて保管して下さい。
- 長期間使用しなかった場合は、本体、キャップ、パッキンを使用前に点検し、異常のないことを確認して下さい。
- 万が一、異なる液体を混ぜて使用し事故が発生しても、弊社は一切補償いたしかねます。あらかじめご了承下さい。
軽油・灯油を使用時
- ガソリンスタンドで軽油を給油する場合は必ず販売員が行わなければなりません。販売員に確認して下さい。地方自治体や行政の指導により身分証明書の提示または直筆でのサインを求められる場合があります。また運搬する際も身分証明書の携帯を求められる場合があります。
- 給油する際はキャップを外し、別売りのノズルを緩みなく取り付けしっかり締めて下さい。こぼしたり人体に付着しないよう注意深く慎重に給油して下さい。万が一の為、手袋などをはめる事をお薦めします。
- ノズルは無理に折り曲げないで下さい。
- 給油する際は、通風・換気をして下さい。
- 給油後はウエス等できれいにふき取って下さい。
- 給油後は両キャップともしっかり締め付け、容器を軽くゆすり、キャップや本体からの漏れがない事を確認して下さい。
- 積み重ね厳禁です。
★軽油の危険性について...軽油の液温が引火点以上(45度以上)になると引火の危険があります。
充分にご注意下さい。
水・お湯を使用時
- 使用前には一度水洗いをして下さい。
- お湯を入れて使用する場合は、必ず弊社の「お湯タンク用 呼吸するキャップ」を別途ご購入の上ご使用下さい。
- お湯を入れると一時的に膨らみますが次第に戻ります。
- お湯を入れて保管しても保温効果はなく、次第にお湯は冷めていきます。
- 水分が残った状態で長時間使用しない場合、容器内に黒ズミが発生する場合がありますが、食器用漂白剤のつけ置きできれいになります。
- ご使用期間中、別売りの「お湯タンク用 呼吸する キャップ(呼吸するキャップ)」の空気口部の穴にチリやホコリが詰まり機能が低下した場合は、新品にお取り替え下さい。
- 呼吸するキャップの中心にある穴は絶対にふさがないで下さい。
- 呼吸するキャップ以外を付けてお湯を入れると容器が膨張収縮し、変形しますので必ず呼吸するキャップをお使い下さい。
- 呼吸するキャップの空気口部の改造・分解による事故は一切責任を負いかねます。ご了承下さい。
★温泉水を入れる場合...成分によって呼吸するキャップの機能が低下し、
お湯が漏れる場合があります。
※ただし、注ぎ口を上向きにすれば漏れません。
危 険
- 軽油・灯油・水・お湯は絶対に混ぜないようご注意下さい。
- ガソリンは絶対に入れないで下さい!容器が変形し油漏れする場合があり大変危険です。
- 容器は火気から2m以上離して下さい。火の近くに置くと引火の恐れがあります。
- 直射日光を避けて下さい。紫外線等で容器が劣化し、短期間のうちに強度が落ちます。
- 5年以上※使用しないで下さい。通常使用であっても容器は徐々に劣化していきます。
- 内容物を残したまま放置・長期保管しないで下さい。本容器は貯蔵用ではありません。長期間保管すると内容物が劣化し、使用した場合に悪影響をおよぼす恐れがあります。
- 熱湯に注意して下さい。熱湯を入れると容器の表面がたいへん熱くなります。
お湯を入れる際はジョーゴ等を使用し、火傷などしないよう充分注意して下さい。
※あくまで目安です。使用条件により5年より早く劣化する場合があります。