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▼低温やけどとは

低温やけどは、心地よく感じる程度(体温より少し暖かい温度)のものでも、皮膚の同じ部分が長い時間接触していると発生するやけどで、皮膚の深いところまでおよぶものです。 熱いものに接触している皮膚の温度とやけどになるまでの時間はおおよそ次のとおりです。

  ●44℃では3時間から4時間
  ●46℃では30分から1時間
  ●50℃では2分から3分  (出典:山田幸生、「製品と安全第72号」低温やけどについて)
万一、低温火傷を起こした場合は、直ちに専門医の診断をお受けください。


▼低温やけどについてのご注意

湯たんぽを厚手のタオルや湯たんぽ袋、専用カバーなどで包んでも、低温火傷のおそれがありますので、直接肌に触れないように身体から離してご使用下さい。
特に、乳幼児・高齢者・病人・疲労の激しい方・酔っている方などがご使用になる場合は、まわりの方が注意してあげて下さい。低温火傷事故を完全に防止するためには、就寝前にふとんを温める目的で湯たんぽを利用して、就寝時にはふとんから湯たんぽを取り出して下さい。

 
低温やけどをふせぐ
 
 

イラスト2○布団から出して使用する
布団が暖まったら、ゆたんぽを布団から取り出して就寝すると、低温やけどの危険性はありません。このような使い方をおすすめします。
イラスト1

○一定時間ごとにゆたんぽの位置を変える
保護者や介護者など周囲の方がいる場合は、身体の同じ部位に触れ続けないよう、時々ゆたんぽの位置を変えてあげてください。

○厚手のタオルや布で包む
必ずしも低温やけどの防止には効果がありませんが、附属や市販しているゆたんぽカバーを使用し、その上から厚手のバスタオルや布で包むと、表面温度が下がるため、低温やけどを生じるまでの時間は長くなります。低温やけどは皮膚の深いところまで達することがあります。万が一、低温やけど(皮膚の変色や痛み)が起きたときには、すぐに専門医の診断を受けてください。

 

▼湯たんぽを使用上の注意

 ●キャップは確実に締め付け、湯が漏れないことを確認してから使用して下さい。
 ●専用カバー、又は、湯たんぽ袋等に包んで使用して下さい。
 ●ゴムパッキンは、時々点検し、き裂等がある場合は、交換して下さい。
 ●湯は、口元まで満杯にして下さい。容量不足は、変形の原因になります。
 ●火のそばに置かないで下さい。
 ●使用した湯を飲まないで下さい。
 ●使用する本人にあった温度でお使い下さい。
 ●本体のキャップのある面を上にしてお使い下さい。
 ●ご使用中に熱さや痛みを感じたときには、ご使用をおやめください。
 ●身体にゆたんぽを密着させたままの状態で絶対に眠らないでください。
  低温やけどになる恐れがあります。
 ●万一、低温やけどをされた場合は、直ちに専門医の診断を受けて下さい。
 ●お湯以外は絶対に入れないで下さい。
 ●電子レンジでの使用はできません。